探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を手に入れる

【ワークショップレポート】2017.08.21 ピタゴラ装置を作ろう! 3/3

会場入りしてお昼ごはんを食べて一休みしてからは、いよいよlittleBitsを使ったプログラミング体験です。

 

とーっても広い会場で、皆でワイワイと楽しみます。

f:id:dig_learning:20170929003107j:plain

床でlittleBitsを組み立てるのは初のことで、私は少々やりづらかったのですが、子どもたちは全く気にならないようでした。

でも踏んで壊してしまいそうなのが怖かったけれど...

どの子も真剣でした。

f:id:dig_learning:20170929003226j:plain

 

そして、littleBitsに慣れたところでいよいよピタゴラ装置を作ります。

ここで子どもたちに質問です。

午前中のフィールドワークで何を見た??

 

1人1つ、自分の見た中で作ってみたいものを考えてもらいました。

そして、それを順番に繋いでいきます。

その結果できたのがこれ。

f:id:dig_learning:20170929003449j:plain

そう、どれも午前中のフィールドワークで目にしたものでした。

そして、これらを繋ぐことは即ち、午前中のフィールドワークそのものを追随できるピタゴラ装置を作ることでもあるのです。

なかなか無謀なチャレンジでしたが、こんな形になるなんて!

子どもたちさすがです。

 

設計ができたらあとは作るのみ。

用意された材料で個々人に仕上げていきます。

f:id:dig_learning:20170929003655j:plain


あっという間に出来上がった子がいる一方で、苦戦する子、何度も何度も作り直す子、それぞれ個性があって面白かったです。

自分のところが完成しても、長さや高さが合わなくてうまく繋がらない...

そんなときに、自分の作品は絶対に変えようとしない子、相手に合わせようと汗をかく子、これもまたいろいろでした。

 

短時間だったので心配していましたが、なんとか無事につながって最後は大成功!!

そのときの様子はmanmaさんの動画でご覧ください。

www.facebook.com

 

みんなの力を合わせなければこれだけの作品は作れません。

プログラミングも然り。

最初のステップは小さくて自分の中で完結するものであっても、規模が大きくなるにつれて自分ひとりの力では作れなくなる。

そのとき、仲間とどうやって協力するか??

スムーズに繋げるためにはどうするか??

最初から一緒に作る、インタフェースを徹底的にすり合わせる、最後になんとか整合性をとる....などなど。

やり方はいろいろありそうです。

 

何れにしても知っておいてほしいことは、仲間と協力して1つのものを作る、というのはプログラミングにおいても重要なことである、ということです。

いつかそんな体験をするときがあったら、今日のワークショップを少しでも思い出してくれると嬉しいです。

 

フィールドワーク付きのワークショップはとっても楽しかったです。

でも暑い夏にやるのはちょっと大変...でした。(苦笑)

@tanpro-lab