探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を手に入れる

【レポート】お弁当をつくろう!マルチタスク編 2019.07.21

先週に引き続き、マルチタスク編のlittleBitsワークショップでした。

 

まだまだすっきりしない天気が続きますが、子どもたちは朝から元気に集まってくれましたよ。

今回は少し人数が少なめだったので、おもいきって保護者の方にも参加してもらう形式としました。

本当は途中から分けるつもりだったのですが、とても良い雰囲気だったので、そのまま一緒に参加して頂きました。

いつになく参加者の満足度が高かったのは、その影響だったのかしら??

 

前回と内容は同じですが、マルチタスクの考え方をより理解してもらえるように、ところどころ見直しました。

前回の様子はこちら。

【レポート】低学年向けマルチタスクワークショップ 2019.04.14 - 探究型プログラミング学習(探プロ)

 

最初に、マルチタスクの説明からです。

f:id:dig_learning:20190721225549p:plain

細かく分ける、同時に実行する、という2つの概念を、いろいろな形で伝えていきます。

 

あと10分でお家の人が帰ってくるのに、TVに夢中になりすぎて、宿題もお手伝いも終わっていない・・どうする?

TVを観ながら宿題をやる人?

と聞いたら、ほとんどの子が手を挙げなかったので安心しました(笑)

 

そのあと、もしかしたらマルチタスクの達人かもしれない、お父さん、お母さんに、どうやってたくさんの仕事を片付けているのか聞いてみよう

という時間をとりました。

個人的には、そこだけで30分くらいやっても良いと思っているのですが、みんなlittleBitsを早く触りたそうだったので、泣く泣く3分程度に。

おうちに帰ってから、親子でじっくり、会話してもらえたら嬉しいです。

 

考え方が少し理解できたところで、littleBitsを使って実際にマルチタスクのプログラミングをしてもらいます。

こういった難しいプログラムも、ブロック教材なら簡単に表現できるところが良いですね。

初めてlittleBitsを使う人がほとんどでしたが、皆しっかり使いこなしていました。

 

そして最後は、お弁当づくりのワークへと進みます。

前回はいまひとつの評判だったお弁当画像ですが、差し替えたところかなり見栄えするようになりました(笑)

f:id:dig_learning:20190721230255p:plain

でも、皆に作ってもらうお弁当は変わらないのですけどねー

 

f:id:dig_learning:20190721230411p:plain

1つずつ作ると22分かかるお弁当を、マルチタスクの考え方を使って早く作るにはどうしたら良いでしょう??

 

f:id:dig_learning:20190721232121p:plain

あーでもない、こーでもない、と頭を悩ませながらも、全員、正解に辿り着くことができました。

すごいねー、マルチタスクの考え方を使うと、こんなに早くなるんだねー

めでたしめでたし!

 

というわけにはいかず・・

実は、もっと早くする方法があるのです。

それは・・・

 

コンロを増やす、料理する人を増やすなどなど

条件を変えることで、もっと早くすることができます。

コンピュータでいうところの、マルチプロセッサの考え方ですね。

 

1時間という短い時間ですが、1つ1つを丁寧に、順を追って理解できるように進めていきました。

年長さんや一年生には少し難しかったかもしれないのですが、何か1つでも、想い出に残ってくれていたらいいなー

 

今回は、一緒に参加していた保護者の方々が、頷きながら聞いてくださったのがとても嬉しかったです!

是非、お子さんと一緒に、マルチタスクの考え方を使って家の中にある仕事を早く片づけるにはどうすれば良いか?考えてみてほしいと思います。

夏休みの自由研究にも良いですね!

自由研究にプログラミングの考え方を取り入れたい方は、いつでもご相談くださいね。

 

さて、次回のワークショップはしばらくお休みとなります。

代わりに、8月はイベントをやりますよ!

 

 

4回に分けて実施してきた探プロのワークショップを凝縮してお届けします。

普段なかなかできないlittleBits工作も体験できますよ!

夏休みの想い出に是非、遊びに来てくださいね。

 

ではまた!

@tanpro-lab