探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を手に入れる

【レポート】littleBitsで街をつくろう!世界をプログラミングする「探プロ!」~デジタルハイク vol.1~ 1/2

先日の4月30日に、正式に探究型プログラミング学習という名前をつけてから初めてのワークショップを実施しました。

littleBitsを中心としたワークショップを手がけているデジタルハイクの皆さんと一緒に、東池袋にあるクリエイティブ・スペースの日の出ファクトリーさんでのイベントです。

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昨年の8月にK.I.T.虎ノ門大学院にてトライアルとして実施した「楽しい家をつくろう!」というイベントを大幅リニューアルした今回のワークショップは

探究型プログラミング学習のコンセプトの中核となる学習プロセスと学習フレームワークに忠実に則った形で学習プログラムを設計しました。

 

当日は年長から小学6年生まで、計17名に参加してもらい大盛況でした。

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探究型プログラミング学習では、プログラムの技術ではなく概念を学ぶことで、日常や思考プロセスに広く活用してもらうことを期待しています。

そのため、導入時にはパソコンやタブレットを使わずに、littleBitsを使って五感を活用した学びを取り入れたり、グループワークの中で自然と学べるような工夫をしています。

 

はじめに、プログラムの最小単位となる命令という概念を理解してもらうために、「大人に命令しよう!」というアイスブレイクを兼ねたゲームをしました。

このゲームでは、2進数の概念と命令、プログラムとは何か?

ということを、感覚で捉えてもらうことを期待しています。

ただ、少し難しそうだったので、改善の余地がありました。

 

続いて、モデリングのプロセスです。

今回のワークショップでは、テーマが「街」だったので

・会場へ来る途中に自分で見つけたものは何か?

・町・街とは何か?

・街の中には何があるか?

・世界の街にはどんなものがあるか?

などを少し学習して、自分の作りたいものを考え、グループで作りたい街のイメージを膨らませました。

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4つのグループに分かれて、とりあえず決まった街のテーマは

・海のまち

・森のまち

・ジャングルのまち

・サンセットタウン

でした。

決まるまでにもめたグループもありましたが、それも含めてのグループワークということで。

 

そして、littleBitsの使い方と、作った回路をアルゴリズムで表現する方法を修得してからランチタイムへ。

お昼をとりながらも、子どもたちは工作のことが気になって仕方がない様子ですぐに戻ってきましたね(笑)

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2/2へつづく。

@tanpro-lab