探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を手に入れる

公園をつくろう!で社会課題にチャレンジ

久しぶりの投稿になってしまいました・・・

 

なかなかペースを上げられずヤキモキする日々が続いていますが、探プロは着実に進化していますよ。

ワークショップという形では公になっていませんが、いろんな方との縁がとても良い刺激になっていて

足りないピースが少しずつ埋まっていく実感があります。

 

早く形にできると良いのですが、、、少しずつ、自分ができる範囲で少しずつ、です。

 

そんな中で、久しぶりにワークショップをやることになりました。

CePiCという団体から声をかけて頂き、地球公園というコンセプトで新しい公園をみんなで作ります。

12月4日(日)13:00~


探プロのワークショップではこれまで、21世紀型スキルの中の「Ways of living in the world」に注目しつつも、公園や街、といったテーマ設定に留まっていたのですが

今回はCePiCが目指している社会課題の解決にチャレンジしてみようと考えています。

 

たとえば、世界の様々な問題に取り組むために国連が定めた、2016年から2030年までの15年間に解決すべき目標である

「持続可能な開発のためのグローバル目標(The Global Goals)」

には17の目標があります。

例えば、、

貧困をなくすこと、再生可能エネルギー、持続可能なまちと地域社会、平和で公正な社会、などなど。

日本語訳はこちら

 

今回のワークショップでは、自分の理想とする公園コンセプトを考えつつ

これらの目標をいくつか選んで、社会課題を解決することを意識し

そのためにプログラミングする、という流れを作ってみたいと考えています。

 

とはいえツールはlittleBitsなので、本格的に解決するとはいかないのですが

あくまでもプロトタイプとして、単なるコンセプトで終わらせず、何かしらの形で具現化することにより

他者との認識共有がよりスムーズに進むことを狙っています。

 

そして、会場はこちら。


今年の7月、日比谷花壇の本社にできたCOTO no BAという商談スペースをお借りします。

さっそく会場を見に行ってきました。

グリーン・クリエイティブ・オフィス=「はたらく」を向上させる植物空間

というコンセプトのスペースはこんな感じでしたよ。

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植物をオフィスに置くことにより

・空気浄化効果で業績12%UP

・環境調節効果でストレスが30%~60%DOWN

という研究発表もあるようです。

 

実際に日比谷花壇では、社内の打合せ時間が短くなったり、オフィスのイメージUPが会社のイメージUPに繋がるなど良い効果が出てきているようです。

分からないように一部は造花を使うなどうまく組み合わせることによって

構造面で無理をしすぎず、でも良い効果を生む現実的なオフィス空間を実現していました。

 

緑がたくさんあるって、クリエイティブな仕事や学習をするときにはすごくプラスにはたらくと思います。

実際に、この場でワークショップができると考えただけでワクワクします。

 

当日は20名ほどの定員を想定しています。

参加やワークショップのお手伝い、見学などのご希望がありましたら個別にご連絡ください。

 

ワークショップの様子はまたレポートします!

【イベント】進化形デジタルネイティブたちの未来(11/1, 12/1)

イベントの告知です。

母校であるK.I.T.虎ノ門大学院にて、有志と共に企画しました。

 

11/1と12/1の2回連続開催で、参加者同士の対話型で進めるフューチャーセッションというイベントです。

どちらか一方だけでもご参加頂けます。

お申込みは以下のリンク先からお願いします。

進化形デジタルネイティブたちの未来

■2016年11月1日(火)19:00-22:00 第1回 未来をえがく 

■2016年12月1日(木)19:00-22:00 第2回 未来にそなえる

・参加費:無料 ・定員:50名

・主催:KIT Future Session Network

・場所:K.I.T.虎ノ門大学院11階

 

進化形デジタルネイティブ??

いまの幼児や小学生たちは15年後、どんな活躍をしているのだろう??

そのために私たちには何ができるのだろう??

 

11/1の第1回では、新しい教育に取り組んでいる先駆者としてお二人のSpeakerからもお話を伺います。

 

未来の子どもたちの学びについて想いを巡らせてみたい人

多様な人との対話を通じて考えを深めたい人

仲間を探したい人などなど 多くの皆さんのご参加をお待ちしています!!

 

実は在学中にも、研究活動の一環として2回、フューチャーセッションを実施したのですが、今回はそのリバイバル版となります。

今回は、私が作った探プロに多大な影響を与えてくれたtanQfamilyのtanQ Inc. から森本佑紀さんと、LITALICOワンダー(旧Qremo)の和田沙央里さんという素晴らしいプレゼンターたちが協力してくださることになりました。

私が心から共感する教育思想をおもちのお二人の話は、誰よりも私が楽しみにしています!

 

15年後、私はきっと何かしらの仕事を続けているはずですが その頃に社会に出てくるいまの小学生や幼児たちはどんな活躍をするのだろう? と考えるのは楽しい時間です。

彼ら彼女らの未来が今と違うのであれば 受けるべき教育もまた違うのだと思います。

いろんな視点からこのテーマと向き合って セッションが終わる頃に何が生まれるのか? どんな繋がりが生まれるのか?

想像するだけでもワクワクします! 

 

多くの方のご参加を心よりお待ちしています!

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進化形デジタルネイティブたちの未来(第1回 未来をえがく) | OUR FUTURES

 

 

 

 

【寄稿】子供向けプログラミング教育の今!~15年後の若手社員が受ける教育とは?~

私の書いた記事をこちらで掲載して頂きました。

製造業など業界に特化した価値ある情報を媒介に、技術マッチングの機会を提供しているイプロス社が運営するTech Noteというサイトです。
 
プログラミング教育では何を教えるべきなのか??
という議論が喧しいこの頃ですが、こうした教育を受けた子どもたちの将来を
どれくらいの人が具体的にイメージできているのだろう??
と最近思います。
 
自分自身の経験からこれを学ぶべきだ、と言ってみたり
一番メジャーなプログラミング言語だからこれを選ぶべきだ、と言ってみたり
ロボットや電子工作を通じてモノの仕組みを知るべきだ、と言ってみたり
必要なスキルはロジカルシンキングクリティカルシンキング、クリエイティブ・シンキング・・・
 
どれも間違ったことは言っていないと思うのですが、なんとなく、いまの延長で語っているように感じます。
10年後、15年後、プログラミング教育を受けたいまの子どもたちが大人になって社会に出たとき
具体的に、その教育がどのように活かされ、どんな活躍をするのか?
 
私自身は、21世紀型スキルという観点からそれを具体的に捉えたいとずっと考えていますが
まだまだ見えていないことがたくさんあります。
だから、答えを持っているわけでもありません。
 
それでも、考えてみたいし、多くの人が考えるきっかけを作りたいと思っています。
 
プログラミング教育に興味のある人もない人も
15年後には今の小学生たちと一緒に仕事をすることになるわけですから他人事ではないのです。
 
そんな未来を想像しつつ
この記事が、私たち大人は、そのときのために何をすべきなのか?
ということを考えるきっかけになれば幸いです。
@tanpro-lab