【イベント】進化形デジタルネイティブたちの未来(11/1, 12/1)
イベントの告知です。
母校であるK.I.T.虎ノ門大学院にて、有志と共に企画しました。
11/1と12/1の2回連続開催で、参加者同士の対話型で進めるフューチャーセッションというイベントです。
どちらか一方だけでもご参加頂けます。
お申込みは以下のリンク先からお願いします。
進化形デジタルネイティブたちの未来
■2016年11月1日(火)19:00-22:00 第1回 未来をえがく
■2016年12月1日(木)19:00-22:00 第2回 未来にそなえる
・参加費:無料 ・定員:50名
・主催:KIT Future Session Network
・場所:K.I.T.虎ノ門大学院11階
進化形デジタルネイティブ??
いまの幼児や小学生たちは15年後、どんな活躍をしているのだろう??
そのために私たちには何ができるのだろう??
11/1の第1回では、新しい教育に取り組んでいる先駆者としてお二人のSpeakerからもお話を伺います。
- tanQ Inc. founder 森本佑紀様(http://www.tanqfamily.com/)
- 株式会社LITALICO LITALICOワンダー 渋谷 和田沙央里様(https://wonder.litalico.jp/)
未来の子どもたちの学びについて想いを巡らせてみたい人
多様な人との対話を通じて考えを深めたい人
仲間を探したい人などなど 多くの皆さんのご参加をお待ちしています!!
実は在学中にも、研究活動の一環として2回、フューチャーセッションを実施したのですが、今回はそのリバイバル版となります。
今回は、私が作った探プロに多大な影響を与えてくれたtanQfamilyのtanQ Inc. から森本佑紀さんと、LITALICOワンダー(旧Qremo)の和田沙央里さんという素晴らしいプレゼンターたちが協力してくださることになりました。
私が心から共感する教育思想をおもちのお二人の話は、誰よりも私が楽しみにしています!
15年後、私はきっと何かしらの仕事を続けているはずですが その頃に社会に出てくるいまの小学生や幼児たちはどんな活躍をするのだろう? と考えるのは楽しい時間です。
彼ら彼女らの未来が今と違うのであれば 受けるべき教育もまた違うのだと思います。
いろんな視点からこのテーマと向き合って セッションが終わる頃に何が生まれるのか? どんな繋がりが生まれるのか?
想像するだけでもワクワクします!
多くの方のご参加を心よりお待ちしています!
進化形デジタルネイティブたちの未来(第1回 未来をえがく) | OUR FUTURES
【寄稿】子供向けプログラミング教育の今!~15年後の若手社員が受ける教育とは?~
本質を見極めようとしない大人たちの話
今回はプログラミングの話から少し離れて、思考の話です。
一番ダイジなことっていうのは、その本質を表していることが多いと思っています。 (本人の価値観によって変わるダイジもあるので、あくまでも一般論として)
ダイジなことを見つけることはすごく重要なこと
という意見に異論のある人はいないでしょうが、
ダイジなことはどうすれば見つけられるのか?
ということに正面から向き合って、考え、試してみることができる人というのは 実はびっくりするくらいに少ない というのが最近の気づきです。
これは子どもの学習に関してではなく、大人社会における話です。
- 目の前にあることにしか関心がなくダイジなことが視界に入らない人
- ダイジなことはちゃんと視界に入っているのに、それがダイジだと認識できない人
- ダイジだと認識までしたのに、よく分からないからといって切り捨てる人
私が見る限り、3パターンに分けられそうです。
こうした人たちは
単にやり方を知らないだけなのか、思考や探究に対する関心が低いのか 理由はちょっと分からないのですが もったいないな、と思います。
気づくことができれば、見つけることができれば、もっと面白い世界が見えてくるのに。
ダイジなものかどうかを見極める思考として、私自身は大学院時代に「重要思考」という思考アプローチを修得しました。
ビジネススクールなので「戦略思考」という枠組みで学びますが、重要思考自体は子どもから大人まで、日常生活でもビジネスシーンでも、あらゆるところで活用することができる応用力の非常に高い考え方です。
重要思考について知りたい方はこちらを読んでみてください
『一瞬で大切なことを決める技術』
その議論において何がダイジなのか
を共通認識としてもたないまま、自分にとってダイジなことをぶつけ合うだけのコミュニケーションは本当に不毛です。
本当にそうなのかな?と疑ってみたり
どういう関係性にあるんだろう?と全体を俯瞰してみたり
複雑すぎて分からないなら分かるまで分解してみたり
思考のアプローチを変えるだけで見えてくることはたくさんあると思うんですけどね。
ここで捉えた「ダイジなこと」をテーブルに置いて
これが一番ダイジですね ということを関係者で認識・合意して
そうやって初めて、意味のある議論ができるのだと思います。
探プロは、プログラミングの概念という観点からこうした思考のアプローチに辿り着くことを期待してモデリングのプロセスを入れています。
そして、私自身はこうした思考も含めて「プログラミング的思考」と捉えています。
これがうまくいけば、不毛なコミュニケーションをとり続ける大人たちとは決別できるはずなんですがどうでしょう。