探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を手に入れる

【レポート】低学年向けアルゴリズムワークショップ 2019.04.07

新年度ですね!

 

桜が舞う中、なんと約1年ぶりとなる探プロワークショップでした。


前回は約1年前に、虎の門でしたね。

【レポート】探プロで発想力を身につける~変身する公園をつくろう!~ K.I.T.虎ノ門大学院 2018.05.20 - 探究型プログラミング学習(探プロ)

 

学校向けなど、クローズドのワークショップはこの間にも何度かやっていたのですが

一般公開となると、、、本業の忙しさにかまけて間があいてしまいました。

 

今年は気を引き締めて、継続していこうと思います!

 

今回はアルゴリズムがテーマでした。

小学5年生、6年生向けに何度かやってきたものを、低学年向けにアレンジしなおしています。

そうしたら結局、ほぼほぼ全部作り直しになってしまい、参加者の皆さんの反応が心配だったのですが、満足して頂けたようで良かったです。

 

当日は日曜日の朝にも関わらず、10組の親子が集まってくれました!

高学年のお兄さん、お姉さんがが3名、アシスタントとして活躍してくれています。

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会場にあった机のサイズが意外と大きくて・・・

こんな講義型の配置になってしまったのはイマイチでしたが、親子で1時間、アルゴリズムについて学びました。

 

今回のワークショップでお伝えしたかったことは

  • 普段、なんとなくやっていることにはムラができる=効率がわるい
  • コンピューターはアルゴリズムで動くから、いつでも何度でも同じ結果が出る
  • このアルゴリズムを人間も理解すれば、効率よく作業できるはず

ということです。

 

アルゴリズムというのは、命令の順番とルールのことです。

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今回は歯磨きを例にしてアルゴリズムのメリットを伝えました。

活躍してくれたのはこちらのカバさん。

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私も普段、デタラメな歯磨きをする派なのですが。。。

今回はアルゴリズムを伝えるために勉強しました。

 

こちらのサイトがとても分かりやすかったです。

歯磨きの手順│東山歯科医院ブログ

画像をお借りしました。

https://www.higashiyama-dent.com/blog/wp-content/uploads/hamigaki-tejun.gif

  • デタラメな歯磨きでは虫歯になりやすい
  • 正しい歯磨きにはアルゴリズムがある
  • アルゴリズムを使えばいつでも正しい歯磨きができる

ハミガキセンセイロボットに正しい歯磨きのやり方を教えるにはどうやって伝える?

ということを考えてもらいながら、アルゴリズムの良さを伝えたいのですが

分かってもらえたかしら??

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そして、中盤ではいつものlittleBitsワークショップです。

レベル1からレベル5まで順番に、「命令」の順番とルールを考えるとはどういうことか?

littleBitsを使って、手と頭を駆使して体験してもらいました。

みんなあっという間に習得していてすごい!

 

最後は、このアルゴリズムを使って日常の問題解決をすることをまた考えてもらいました。

今回は親子での参加だったので、一緒に考えてもらったのですが、良いアイデアは出たでしょうか??

 

私からは、洗濯物を干す、というシチュエーションでこのアルゴリズムを活用する例を紹介しました。

  • やみくもに干すと時間がかかる
  • 同じものをまとめて干す、を繰り返すアルゴリズムなら効率がよい

 

通常、プログラミングワークショップといえば子どもが主役なのですが、探プロは親も参加してもらうことに意味があると思っています。

こうしたプログラミングの考え方は、パソコンを使ってプログラミングをするときに使うだけではなく、日常の中で応用してこそ価値があります。

 

だから、今日のワークショップの内容を、ご家庭にもちかえって、親子で一緒に考えてみてほしいな、と思います。

保護者の方もぜひ、家庭や職場でこうした考え方を使うことを意識してみてください。

プログラミング教育は、IT人材を育成するためのもの、という説明がよくされますが、それだけでなく、もっともっと身近なところで必要性を感じてもらえたら嬉しいです。

 

さいごに、本日のワークショップにご参加頂いた皆さんからのアンケート回答をご紹介します!

アルゴリズムの考え方が子供向けにとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。
リトルビッツをさわるのに夢中でしたが、説明部分はあまり理解できてなさそうでした。
プログラミングの必要性を説かれる中で、子供に対して何をすべきか全く分からないので、このようなワークショップを開催して頂けて良かったです。 PC使って行うのが、プログラミングというイメージもありますが、子供にはまず思考力から、というところも納得できました。
子供が主体的に楽しめました。また参加したいです。
主人はとても良かったとコメントしています。息子はまだピンときていない感じですが、これがわかれば効率があがるので、家族で話題にしていきたいと思いました。

探プロの想いが伝わって、とてもうれしいです!

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!!

 

そして次回のワークショップはこちら。来週です。

 

今度は、マルチタスクという考え方をご紹介します。

これもまた、家庭や職場で役に立つ考え方ですね。

私は常々、子どもたちがこの考え方をマスターしてくれたら親が楽になれるのになーと思っていました。

そんな想いで作ったワークショップです。

残り1枠となっていますので、ご希望の方はお急ぎくださいね。

探プロは、プログラミングの考え方が、家庭や学校の中のあたりまえの会話になって、親も子も、先生も生徒も、みんながHappyになれる社会になることを願っています。

 

ではまた!

 

探プロでは隔週で情報を配信します。

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