【コラム】やぎさんゆうびん
「やぎさんゆうびん」の歌を知っていますか?
実はこれ、プログラミングの考え方である「インタフェース」の重要性を伝えるのに使えます。
黒ヤギさんは、白ヤギさんから届いた手紙だと気づかず、読まずに食べてしまいます。
そして、書いてあった内容が気になった黒ヤギさんは、白ヤギさんに手紙を書いて届けるのですが
白ヤギさんは、黒ヤギさんから届いた手紙だと気づかず、読まずに食べてしまう....
という歌詞ですね。
ヤギさんたちは、まさか手紙がもらえると思っていなかったので、目の前にあった封筒をただの紙だと思って食べてしまったのでしょう。
このままだと、ヤギさんたちはずーっとお互いの手紙が読めなくて困ってしまいますね。
どうすれば解決できますか?
そう、封筒から中に入っている手紙をちゃんと読んでね、と予め相手に伝えておけば良いです。
そうすればきっと、白ヤギさんから届くはずの封筒を黒ヤギさんは食べずにワクワクしながら待っていることができるはずですね!
このように、メッセージをちゃんと受け取ってもらうためには、送る側と受け取る側が、ちゃんと話し合って、予め決めておくことが重要です。
プログラムも同じです。
自分の作ったプログラムから友だちの作ったプログラムにメッセージを送ることができれば、今よりもっともっと大きなプログラムを作ることができるのです。
大きなものを作るときには、友だちと協力することが大事です。
そして、協力するためには友だちと会話して考えていることを伝え合うことがとても大事です。
一人で作るプログラムなら自分の中で完結するけれど、他の人と協力するときは言葉にして伝えなければいけません。
プログラミングの世界でも、コミュニケーションはすごく重要なのです。
そんなことを伝えるための小話でした。