子どもに読ませたいプログラミングの本とは?
翔泳社からまた、子ども向けのプログラミング本が出るようです。
必ずしも子ども向けというわけでもなく、プログラミングとは?
を知りたい大人にもお勧めとのこと。
大学で初めてプログラミングというものを知り、コンピュータ基礎の勉強からC言語を使ったプログラミング、オブジェクト指向と一通りを体験し
新卒で入った会社でも同じようなことを繰り返し
そこから今のキャリアをスタートさせている私にとって
この
プログラミングの手前の「コンピュータとソフトウェアの関係」からソフトウェア開発を勉強
することほど分かりづらい勉強のやり方はないと思っています。
分かりづらいというか...面白くないというか...
結局のところ、プログラミングというものが何に役立つのか?
その先にどんな世界があるのか?
というところが、全然イメージできないんですよね。
コンピュータサイエンスを勉強することは、これからの時代は特に全ての人にとって必須だと思うし、大切なことだとは理解しています。
ただ、導入として本当に適切なのだろうか?
と考えると疑問が生じます。
子ども向けはもちろんそうですし、IT業界に足を踏み入れようとする新卒向けの研修も然り、IT系に詳しくない社会人向けのIT教育も然り。
最初の入り口はたいてい、ここなんですよね。
私は、プログラミングにせよ、何にせよ
何かをやるときにはその「目的(誰の、何のために?)」を理解しておいた方が良い
と考えています。
プログラミングすることで、一体何をしようとしているのか?
と考えてみたときに、プログラムがコンピュータの中でどう動くのか?
プログラミング言語はどうやって操るのか?
ということの知識はあまり役立ちません。
それよりも社会の仕組みを知り、その仕組みの中でプログラムは
システムは、どう活かされているのか?
もっと活かすにはどうしたら良いのか?
ということを考えるための知識を持っている方が価値があると思っています。
私たちが生きているこの社会とプログラミングがどう関連しているのか?
それを分かりやすく表現してくれる絵本があったら理想的です。