美味しいプログラミング学習『GLICODE』
数日前に出たこのニュースは、プログラミング学習をテーマに活動している身としてもなかなか衝撃でした。
簡単に説明すると、ビスコやポッキーなどグリコのお菓子を組み合わせてプログラムをつくり、そのプログラムをスマホで撮影して読み取ると、アプリの中でプログラミングしたとおりにクマ(?)が動くというものです。
探プロで作った「公園をつくろう!」という学習プログラムは、一見するとプログラミングと無関係なものをプログラミング学習と組み合わせたところに面白さがあると思っています。
このGLICODEは、子どもたちにとって身近なお菓子とプログラミング学習を組み合わせているわけで、この発想には非常に興味がそそられますね。
どういった経緯で出てきたのかは分からないのですが、自社商品の売り上げを伸ばすためにプログラミング学習を思いついたのだとしたら恐るべし、です。
機能的にみれば、DO、IF、LOOP、といった制御構造を使いこなしてプログラミングしながらアルゴリズムを学ぶ
という単純なツールにすぎません。
最近では似たようなツールがあちこちから出てきていて、特に低年齢の子ども向けの玩具も増えています。
どれを使っても学べることは同じなので、使い手としてはプラスαでどれだけの付加価値があるか?という点が決め手となると思うのですが
GLICODEの場合は何より、身近にあるお菓子を使うところと、プログラミングして頭を使ったあとは、食べられるところに最大の価値がありますね!
実はいま、探プロでは新しい学習プログラムを開発しています。
プログラミングの概念から少し離れて、アルゴリズムの学習に重点を置いたものを考えているのですが
GLICODEを見ていたらちょっとヒントをもらえました。
アイスブレイクにGLICODEを使うのもアリですね~
そのあとはもちろん、皆でお菓子を頂いてしまいますが!