【レポート】AEA主催 littleBitsで電子工作をたのしもう 第2回
今日は久しぶりにワークショップでした。
といっても、珍しくファシリテータではなく、助っ人としての参加です。
普段、自分がファシリテータとして学習プログラムを設計したり仕切ったりしていると
余裕がなくてなかなか見られないところも確認するチャンス!
ということで行ってきました。
今回のワークショップは、埼玉県の熊谷エリアにて英語教育を中心に様々な学びの場を提供しているAEAさんが主催でした。
計4回で構成されているプログラミング学習のワークショップで、今日は2回目。
テーマは
「littleBitsで電子工作をたのしもう 第2回 プログラミングで動かしてみよう」
です。
第1回ではlittleBitsでの自由工作を楽しんだ子どもたちが、今回は探究型プログラミング学習でいうところの、モデリングやアルゴリズム化、コーディングといった学習フレームワークのさわりを少しだけ体験する構成でした。
内容は低学年の子に対しては少し難しめでしたが、littleBitsに慣れていることもあり
2時間のワークショップは最後まで集中力を切らさずに出来た子が多かったです。
20名をゆうに超える参加者が集まり、上は中学生から下は小学1年生という幅広い層でした。
今回はあまりグループワークがなかったので、個々人が自分のペースで楽しめたことも良かったと思います。
まずは、AEA代表の赤井さんからのご挨拶。
受験がメインストリームになっている今の教育に疑問をもち、本来あるべき学びの場を創りたいという思いで立ち上げたAEAには、探プロを創った私の想いと通じるところも多く、とても共感をもちました。
そして、ワークショップのはじめに、この活動のアドバイザーを務めている立正大学の後藤真太郎教授より、iPadを使ったScratchJrの紹介がありました。
持参したiPadを保護者の方と一緒に覗き込んで、簡単な使い方をレクチャーしてもらったあと、もっとやりたい!という気持ちになったところで
「続きは自宅で」
と、なんとも絶妙な寸止めでした(笑)
そして、いよいよお待ちかねのlittleBitsを使った電子工作へと進みます。
ここからは、littleBitsを使ったワークショップのプロ集団であるデジタルハイクが担当します。
まずはアイスブレイク。
保護者の方も一緒になって、身の回りにあるプログラムをたくさんあげるゲームをしました。
30秒で1個、6個のマス目を埋めるのは意外と難しかったようで、保護者の方も子どもたちと同じように悩んでいましたね(笑)
そのあと、懐中電灯のような身近なものの動きをアルゴリズムで意識しながらlittleBitsで組み立てるワークをやりました。
これまでのワークショップにはない試みでしたが、littleBitsをどのように活用するのか?
ということを理解してもらうにはとても有効なワークだったと思います。
そして、いよいよ工作へ。
各自で信号機や踏切など、街にある様々なものをlittleBitsを使って工作しました。
短い時間ではありましたが、だいたい5~6個のパーツを使って、littleBitsをうまく活用した工作ができていたように思います。
次回の6月にはいよいよ、第2回で学習したことを活用して街づくりに挑みます。
既に、次回の申し込みをお子さん自らが決定して名前を記入していた、という話を聞いて驚きました。
楽しみにしてくれている子がたくさんいるようで嬉しいです!
この後、探究型プログラミング学習のワークショップとしては、以前の会場だった日の出ファクトリーさんを使わせて頂いて
littleBits入門編、街をつくろう!(前編・後編)、公園をつくろう!(前編・後編)
をそれぞれ実施する予定となっています。
今のところ仮の日程ですが、6月5日(日)、6月11日(土)のそれぞれ午前・午後を使う予定です。
近日中にご案内しますのでお待ち下さい!