プログラミング学習を体験する学びの場づくりに必要なことは何か? その1
このところ、学びとコミュニティ、そして家庭教育の在り方について考えています。
私の関心事は主にプログラミング学習ですが、この次世代の学習において最も難解な問題は「誰が教えるのか?」ということです。
学校や学習塾、プログラミングスクール、地域コミュニティといった学習環境が想定されていますが、その何れにおいても「誰が教えるのか?」という問題を解決できていません。
子どもの能力そのものや、子ども向けのプログラミングツールは揃っているのに、教えられる人がいない。
この課題をどう解決すれば良いのか?
たとえば、教えることそものものハードルを下げたり、
たとえば、教えられる子どもを育てて、子ども同士の学び合いをさせたり。
たとえば、教えることすら諦めて、子どもたちの自主性に任せたり。
いろいろ手段はありそうなので、手探りで進めようとしているところです。
そしてその延長線上には、家庭での継続学習をどのように実現するか?
という問題もあります。
プログラミングのように、親自身が体験したことのない新しい教育に対して、家庭はどう向き合うべきか?
ということを、これからはいろんな場面で考えていく必要があるだろうな、と思っています。
パソコンの前に釘付けになる息子や娘の姿をみて、どんな気持ちになることが正しいのでしょう??
何時間でもやり続けようとする子どもたちの気持ちを、どう受け止めれば良いのでしょう??
もっと難しいことをやってみたいと子どもが言い出したとき、どうすれば良いのでしょう??
いまはまだ、都心部など一部の人たちで盛り上がっているにすぎないプログラミング学習が広く展開されるにあたり
いずれ、多くの家庭がこの問題に直面するだろう、と思っています。
この問題をコミュニティによって解決できないだろうか?ということで考え始め
まずはコミュニティの在り方について学んでいるところです。
つづく。