電子模造紙 コラボノート for school
JAPETのフォーラムで気になったブースのひとつ。
これは簡単にいうと、模造紙をオンライン上で複数人が更新できるようにしたものです。
学校のサーバーやクラウド上にブラウザから接続すると、一つの電子模造紙へ同時に書き込むことができます。
学校での利用シーンは、グループ活動の記録だったり、先生たちのプリント作り(複数人の先生が共同で報告書を作るなど)にも使われるそうです。
ネットに繋がればどこからでもアクセスできるので、自宅での利用や企業、他校とのコラボ学習も可能。
同社には、同様のコンセプトのシステムは20年前からあったようですが、協働学習が注目される中、あらためて学校向けに開発したそうです。
大学や企業向けにも同様のシステムが用意されているそうなので、使い道を考えると面白いですね。
例えば、セミナーやセッションなどでは紙の模造紙へ付箋で貼り付け、のようなことをよくやりますが、終了後の共有に困るんですよね。
保存もし難いし。
始めからこのシステムを使えば、簡単に共有できて嬉しいかも。
(WordやPowerPointへのアウトプットも可能)
同じコンセプトの他社製品では
インフィニテック社の「ActiveWebBoard」がありました。
ただこちらは基本的に学校内に閉じたネットワークで使うことが前提なので学校を越えたコミュニケーションには使えません。
元々は、ビジネスシーンで使う会議資料の共有システムがベースになっているとのことで納得しました。
複数画面に同じ画面を描写しているんですね。
クライアントはブラウザなのでマルチ端末での利用が可能といったあたりは同じです。
ミニマム利用には良いのかも。