教育格差とモチベーションの関係
先日、志をもって教育事業をしている方のお話を聞く機会があり、その中でとても印象的だったのは、
ICTは教育格差を拡げる手段である
ということ。
意識の高い人たちにとって、教育分野のICT化が進むことはとても有益であり、驚異的な成長を遂げる手段になる。
だから、こういう話になるんですよね。
「個性を重んじる教育」のために、「学校をやめてオンライン教育に切り替える」。そんな選択肢もあるのではないでしょうか?
あるよね。
ほんの一部の人向けにはね。
多くの人たちは、このサイトで紹介しているような事実を知らなかったり、そもそも興味がなかったりするわけで
それはすごいことですね!
と飛びつく人たちはごく僅かではないかと思います。
もしくは、興味をもつところまではいっても、実際にやるかどうか?
となると、多くの人がそこでストップするのではないかと。
そうした世界の存在を子どもが自分で知ることは難しいので、まず親の意識の高さが重要です。
その上で、子どものモチベーションが高いことも重要。
そうでない圧倒的多数の人たちは、どうする?どうなる?
ICTが使えなかった時代には、そうはいっても大した差はつかなかったのかもしれない。
でも、今は違う。
モチベーションの違いが、すごく大きな差になってしまう。
大人の意識をこれから変えるのは難しい。
だからせめて、子どもたち自身が、高いモチベーションで貪欲に学んで欲しいと考えているけれども、一体どうすれば良いのか。