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プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を身につける『探究型プログラミング学習』

社会を通じてプログラミングの考え方を学び実践を繰り返しながら未来を創る力を身につける探究型プログラミング学習(探プロ)

未来を創る力を身につける探プロ

【ワークショップレポート】未来の街を旅しよう!その4

こちらのワークショップレポートその4です。

【満員御礼】☆探プロ☆LEGO®とlittleBitsを使ってプログラミング~未来の街を旅しよう~ #01 | Peatix

 

探プロでは、学んでほしいプログラミングの考え方をコンテンツごと設定しているのですが、今回の「未来の街を旅しよう!」では、アルゴリズムの基本である「順次構造」を選びました。

(アドバンスとして「選択構造」や「反復構造」、はたまた探索系のアルゴリズムなど限りなく増やせそうなネタです)

 

これまでlittleBitsを使ってアルゴリズムを組み立てることにチャレンジしてきたのですが、littleBitsのモジュールだけではできることに限りがあり

物理的な制約のせいで、おもうようなアルゴリズムが作れない...

というストレスが生まれるのを避けたかったので、今回はストーリーでアルゴリズムを作ることにしました。

 

じゃあ、littleBitsは何のために使ったのか?

順を追って説明します。

 

まず、プログラミングとはそもそも何なのか?

を説明するために、このようなスライドを用意しました。

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この考え方を中心に、LEGOとlittleBitsを使って実際に手を動かしながらプログラミングをすることで、命令、プログラム、アルゴリズムのそれぞれが理解できるように組み立てています。

 

ちなみに...

これまで通り「命令」という概念を使って説明したものの、低学年には「命令」という言葉そのものが伝わらない、といった指摘を受けました。

言葉で説明するだけでなく、「命令」によって何が起きるのか?

ということをゲーム形式にするなどして、体感的に分かるような工夫が必要になりそうです。

実はこの辺は、以前チャレンジしたんですよね。

まだまだ工夫の余地がたくさんあります...

 

さて、話を戻すと...

 

まず最初に説明したのは「プログラム」です。

必ずしもコンピュータの世界に限らず、私たちの日常の中にもプログラムはたくさん存在することを知ってもらいました。

たとえば、コンサートや運動会のプログラム

f:id:dig_learning:20170228204929p:plain

料理のレシピなんかもそうですね。

f:id:dig_learning:20170228205049p:plain

個人的に面白いと思ったので、キッザニアも取り上げました。

(決められた時間に実施される企業のコンテンツを、限られた時間内でいかにたくさん体験するか?を考えるのはプログラミングそのものではないかと)

 

ただ、キッザニアの例は子どもには難しかったようなので見直しが必要そうです...

 

そんな感じで

プログラム=命令の集まり

と捉えてみると、プログラミングとは何か?

ということを、コンピュータや難しい言葉を使わなくても説明することができますし、プログラミングの考え方が特殊なものでも何でもなく、私たちの日常にもその考え方が応用されていることが、伝えられるのではないか、と期待しています。

 

 

次に、この「命令」と「プログラム」をLEGOとlittleBitsを使ってどう表現したのか?

について説明します。

 

既に子どもたちが作ったLEGOの作品に、littleBitsをくっつけて、それを1つの「命令」と見立てました。

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ちなみに、LEGOとlittleBitsを物理的に繋ぐには、このような部品が役立ちます。

コルグオンラインショップ/商品詳細 BRICK ADAPTER

 

物理的に繋いでもいいですし、マスキングテープで貼り付けても、やり方は何でもOKとしました。

 

時間的に複雑なものは作れないので、例えばこんな感じになります。

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サーボモータで回転させたり、ブザー音を鳴らしたりすることで、LEGOの作品に動きをつけることができました。

 

余談ですが...

コンテンツの設計をするとき、「命令」と「プログラム」の概念を伝えるだけであれば、littleBitsを使う必要などないのでは??

と考えていました。

ですが、ワークショップ終了後にTAの皆さんへ率直に伝えてみたところ、全員が

「あったほうがいい」

という意見だったんですよね。

やはり、動きをつけることによる学習効果は、それなりにあるようです。

(動かないのにプログラミング、と言われても、たしかにピンとこないかもしれません)

 

今回は1つのテーブルに3名~4名の子どもたちが集まったので、それぞれの作品を「命令」と見立てて、こんな感じで「プログラム」すなわち街をつくりました。

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そして次は、この命令を動かす順番を決めてアルゴリズムを作るステップへと移るのですが、その前に

なぜ旅なのか?

というところを説明しておかなければいけません。

 

それはまた次回に!

@noriko.ogasawara