【ワークショップレポート】未来の街を旅しよう!その2
先日のワークショップをどんな感じでレポートしようかなぁ
と考えながらアンケートを読んでいたら
驚愕したことがあったのでまずはそこから書こうと思います。
実は今回のワークショップを企画する段階で、有料にすべきでは?
という声がありました。
確かに、ゆくゆくはビジネス化しようと考えるのであれば、価格差にギャップがあるのは良くない面もあるかもしれません。
でも私は、無料でやることに拘りました。
理由は簡単で、保護者の方々の本音をたくさん聞きたかったからです。
有料にすると、どうしても今回の価格に対する妥当性が頭をよぎってしまい
コンテンツのポテンシャルが正確には測れないように感じています。
次回以降の継続開催が目的の検証なので、それであれば、参加者の声をいかに多く集めるかを優先すべきだと思いました。
無料で提供する代わりに、ちょっと項目が多めのアンケートにご協力ください
としたところ、保護者の方は皆さんとても丁寧に回答してくださいました。
全体として非常に高い評価を頂くことができ
探プロとして目指すべき方向性やターゲット、コンテンツのあるべき形が見えてきたのは大きな収穫だったと思います。
その中でも、読みながら思わず唸ってしまったのがこちら。
プログラミングの基本的な形は理解できました。
これが今後、複雑になったときに、学びの形がどう変化していくのか気になる。
プログラミングというと、多くの人が複雑で難しいもの
と考えているようなので
実際にはシンプルで
本質的にはこういうものです
という説明を子ども向けにして、実際にLEGOとlittleBitsでプログラミングもしたところ
多くの保護者から、とてもよく分かった
と言って頂きました。
それはそれで良いのですが
そうはいっても現実的には複雑なものなのだから
シンプル化したことで本質が理解できた次のステップとして
これがどう複雑化するのかを知りたい
とコメントされることは
私にとって想定外でした。
超基本の考え方が理解できた上で
それを応用する形で複雑なものに適用していく
という流れを期待されているのだとすると
それに応えることが、このところずっと答えが出せなかったことへの糸口になるかもしれない
と考え始めています。
それが何かというと、カリキュラム化のための軸ですね。
この辺はまた別の機会に書いてみようと思います。