【レポート】電子工作で未来の街をつくろう!@日本IBM その1
先日の8月2日(火)に、日本IBM様のFamily Daysという社内イベントにて、探プロのワークショップをやらせて頂きました。
IBM社に勤める知人が主催者となり、tanpro-labから私と頼もしい協力者の2名、そして探プロのパートナーであるデジタルハイクさんと一緒に企画・運営の協力をさせて頂きました。
イベントの告知をIBM社内で実施した際には、32名定員のところに10倍の申込があったそうです。びっくり。
当日は、16名の枠を2コマ用意して、各90分のショートバージョンでした。
タイトルは「電子工作で未来の街をつくろう!」
本当は探プロの学習フレームワークを全部盛り込めると良かったのですが、90分では消化不良になってしまうので・・・
今回はlittleBitsを使った電子工作を中心としたプログラムとして設計しました。
今回のワークショップでの大きなポイントとして、Family DaysのテーマやIBM社の理念などを意識して設計したことにあります。
IBM社の社是といえば、有名な「THINK」。
そして、新しいアイデアとテクノロジーで社会や暮らしを変えるイノベーションを起こそうとする企業精神。
これはそのまま、探プロの文脈に当てはまるんですね。
Family Daysに参加したお子さんたちが、littleBitsを使った工作やプログラミングの体験を通じて、お父さん、お母さんたちの仕事のイメージが少しでも持てるといいな、と思いながら一日ご一緒させて頂きました。
今回のプログラムに参加したのはlittleBits初心者ばかりだったので、まずはじめにlittleBitsのミニ講座からスタートしました。
センターテーブルに集まった16組の親子の熱気は、littleBitsを触り始めた途端に上がり始め、あっという間に講師の話を聞いてくれなくなりました(笑)
いつもなら、街のモデリングをするところなのですが、今回はFamily Daysのテーマが「未来にワクワク」だったので、そのままワクワクする未来の街を作ってもらいました。
また、街を作るといっても、物理的に繋げたり、コンセプトを考えたりする時間をとることも難しかったので、あくまでも個人が自分の思う通りに作品を仕上げることを重視した形にしています。
ミニ講座のあとはすぐに工作開始。
実質、40分ほどしか工作時間はとれなかったにも関わらず、ほぼ全ての子がきちんと形にしていたのは驚きでした。
littleBitsのモジュールもあっという間に使いこなし、傍らで保護者の方が見守る中、子どもたちはどんどん作品を仕上げていきます。
そしてこのワークショップのもう一つのポイントは、発表にあります。
必ず全員が発表してほしい、けれど全員の前でひとりずつ発表することは難しい・・・
そこで、グループになってその中で発表するスタイルとしました。
さて、どんな作品に仕上がったでしょうか??
その2へ続く。
【レポート】電子工作で未来の街をつくろう!@日本IBM その2 - 次世代の子どもたちに必須の21世紀型スキルを修得する『探究型プログラミング学習』