探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

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【レポート】littleBitsで公園をつくろう!その4

3つ目のチャレンジは、特別講師を招いたこと。

 

いつもは私が一人でずっと講師を務めるのですが、今回初めて、その3に書いた知人をもう一人の講師として招いてのワークショップとなりました。

前編の冒頭でゲームをしたあと、公園には様々な種類があることをスライドを使って学びます。

 

いつも行く遊具のある公園ばかりではなく、芝生の広がる多目的な公園や、森林公園など、目的に応じていろいろな公園があるのです。

 

そこで、どんな公園があるだろうか?

を考えるために、公園にはどんなものがあるか?

ということで皆で意見を出し合い、ゲームのときにやったのと同じ要領でグルーピングするワークをやりました。

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このワークの面白いところは、その名前付けにあります。

公園にあるものは?

といった問いに対してなぜか子どもたちからはビアガーデン!

という回答があって驚きました(笑)

そして、ビアガーデンのような「場」を提供する公園のことを名づけて

「ジョウ(場)」

とまとめた子どもたちの能力はあっぱれ、です。

 

 あーでもない、こーでもないと言いながら、なんとか公園にあるものをグルーピングしました。

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グループに名前をつけたあと、そのグループの中で自分たちが一番作ってみたい公園はどれか?

と尋ねたところ、子どもたちのほとんどが「遊具のある公園」を選びました。

大人の多くは「(ビアガーデン)場のあるう公園」を選んでいましたが(笑)

 

今回のコンセプトに合わせた公園づくりは後編でのお楽しみなので

前編の今回は、遊具を自分なりに面白い形に変身させよう

というお題を最後に出しました。

 

さっそくアルゴリズムを書き始めるのは、いつも来てくれる6年生の男の子。

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ブランコを作ってくれましたよ。

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こちらは3年生の男の子。

光る登り棒を作りました。ただ光るのではなく、光らせ方に工夫があります。

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こちらは3年生の女の子。

空から光るブランコで降りてきて、下まで来ると扇風機で涼むこともできるファンダジックな作品。

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3年生の男の子が作ったのは痺れる滑り台。

降りてくるとバイブが作動してビリビリと…

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3年生の女の子が入門編でのリベンジとして作った作品。

今回はうんていの補強がうまくいったようです。

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思い思いの作品を作り終えて満足そうな子どもたちには

後編に向けて宿題を出します。

 

自分の作りたいものを考えてくること。

そしてそれは、災害のときに避難所に変身する公園ではどんな形で使われるのか?

夜になるとどんな形に変身するのか?

 

帰り際、さっそく考えたアイデアを教えてくれようとした子もいたのですが

それは次回会ったときの楽しみにとっておきます!

@tanpro-lab