Maker Faire Tokyo 2015にいたのは子どものように楽しむ大人たち 3
他にも、個人的に気になるものがたくさん。
IoTじゃなくてIoYT(Internet of Your Things)をVisualStusioとAzureでつくるALGYANというコミュニティがあって。
ピンク色の箱に入ったセンサー付きの基盤がなんとも味わい深くて買って帰ろうかと思ったんだけど手持ちが足りなくて断念しました...
温室の中で育つ野菜を遠隔監視する「みどりクラウド」というシステム。
流行りのIT×農業ですね。
たった4万円弱の投資で温度、湿度、CO2、照度、気圧が自動測定できてカメラもついていて、、、は時代の変化を感じます。
こちらのブースが面白いのは、主が小学1年生だということ。
彼がお父さんと一緒にやった科学実験の数々を記録していて、誰でも真似できるようにマニュアル化したという。
さらに材料までKitにして販売するとかすごいよね。
ちょうど本人が不在で会えず...残念。
こちらは公立中学校の技術家庭といえばの、上板橋第二中学校のブース。
赴任先が変わられたのだそうですが、新村先生ご本人が説明してくださいました。
力説していたのは、子どもたちに「自由に作れ」といったって、最初はできないのだということ。
マニュアルを作り、まずはそのとおりにやらせてみる。
すごく丁寧に書いてあるマニュアルなんだけど、子どもたちはそれすらできない。
いちいち先生に、「これで合ってますか?」とか「次へ進んでいいですか?」とか聞いてくるらしいんですね。
正解を求めすぎる。そして、他力本願すぎる。
この写真にあるお掃除ロボットだけでなく、Scratchと組み合わせたのこぎりの傾き測定器など、興味深いものがたくさんありました。
中学生でも、ちゃんと指導されれば作れるものなんですねー。
でも、すごく時間をかけている、と仰っていました。
そして最後に、littleBitsを堪能してきました。
Makey Makeyでバナナをキーボードに、インベーダーゲーム。
バナナが叩かれすぎて黒く&ブニョブニョになっている姿がシュールでした...
やっぱり音が出ると一層おもしろくなりますねー。
Bitsが単品買いできるというのでお財布が緩みそうになりましたが我慢。
でも勉強のためにARDUINO CODING KITを買おうとしたのにラスト1を目の前で奪われて泣く泣く退散...
お隣にはMESHも。
IoTとかロボットとか、その辺がしばらく賑やかそうですね。
これを子ども向けのプログラミング学習とどうやって結びつけていくか?
やっぱり面白いテーマだなと、あらためて確信しました!