学習支援システム eライブラリ
こちらもJAPETのブースで気になったもの。
ラインズ株式会社(LINES)のeライブラリアドバンスは、小学校と中学校向けの学習支援システムです。
教科書の補完教材として使うもので、これまで復習用に使っていたドリルの代わりとして使われます。
紙のドリルと違って、難易度を3段階から選んで生徒のレベルに合わせた学習ができたり、生徒が学ぶモチベーションを高めるための仕組みが用意されていたり、といった工夫がなされています。
学校の中だけでなく自宅でも使えるため、宿題に使うこともできます。もちろん先生の管理機能もついているので、
「宿題はやったんだけど、家に置いてきた」
という言い訳は通用しませんね(^^;;
ネットワーク環境があることを前提としていますが、近々出るバージョンではオフラインでの利用もできるようになるとのこと。
そうすると、自宅でタブレットやパソコンを利用することに不安を感じている家庭でも安心して利用できるようになりますね。
ちなみに、中学生向けの特徴として、受験対策の問題を複数の問題集からカスタマイズして作ることができる機能があります。
生徒は何冊も問題集を買わなくてもいろんな問題にチャレンジできるし、先生たちも問題作成の手間から解放されるメリットがありますね。
民間サービスだと、ATLASの「おせっかいな問題集」がありますが、中学生向けではなく高校生向けの大学受験対策に使われるサービスなので、eライブラリはもしかしたらかなり希少価値なのかもしれません。
他にも、学校によって独自に工夫しながら使いこなしている事例集も充実しているので
先生の手間を省くことに注目している学校には受けそうです。