探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を手に入れる

読書で広げるプログラミング的思考

他にはない面白いコンセプトのプログラミング学習をご紹介する第2段です。 1ヶ月ほど前になりますが、こちらのワークショップに子どもたちと参加しました。 コンセプトはなんと、読書×プログラミングです。 プログラミングを学習するのにパソコンは不要、…

探究学習の中でプログラミングを学ぶという意味

探プロの形が出来上がったのはちょうど1年前です。 1年前の今ごろは修士論文を書いていて、探プロのコンセプトを整理するのに頭を悩ませていた時期でした。 単にプログラミングを学ぶのではなく、探究学習という形をとることは 探プロのコンセプトを考え始…

Minecraftで社会課題と向き合う

探プロは、一般的なプログラミング学習とは違うポジションをとっているので 同じように、他とはちょっと違うタイプのコンセプトを見つけると嬉しくなります。 とはいえなかなか出会えないのですが、最近は少しずつ、これは! と思えるものが出てきたように感…

社会的課題に向き合うプログラミング学習へのチャレンジ 2/2

今回のワークショップは、参加者の皆さんがコンテストの空き時間に参加する形だったこともあり、いつものようにワイワイガヤガヤ、とはいきませんでした。 とはいえ、自身の作品を既に提出済で、プレゼンまでの空き時間を利用して参加してくれた2人の少女(…

社会的課題に向き合うプログラミング学習へのチャレンジ 1/2

先日、こちらのコミュニティが主催するフォーラムにて、ワークショップを担当させて頂きました。 今回のフォーラムは、小学生から社会人までを対象に、各自の思い描く公園コンセプトを練り上げ、有識者たちのいる場でプレゼンするコンテストでした。 テーマ…

公園をつくろう!で社会課題にチャレンジ

久しぶりの投稿になってしまいました・・・ なかなかペースを上げられずヤキモキする日々が続いていますが、探プロは着実に進化していますよ。 ワークショップという形では公になっていませんが、いろんな方との縁がとても良い刺激になっていて 足りないピー…

【イベント】進化形デジタルネイティブたちの未来(11/1, 12/1)

イベントの告知です。 母校であるK.I.T.虎ノ門大学院にて、有志と共に企画しました。 11/1と12/1の2回連続開催で、参加者同士の対話型で進めるフューチャーセッションというイベントです。 どちらか一方だけでもご参加頂けます。 お申込みは以下のリンク先か…

【寄稿】子供向けプログラミング教育の今!~15年後の若手社員が受ける教育とは?~

私の書いた記事をこちらで掲載して頂きました。 製造業など業界に特化した価値ある情報を媒介に、技術マッチングの機会を提供しているイプロス社が運営するTech Noteというサイトです。 プログラミング教育では何を教えるべきなのか?? という議論が喧しい…

本質を見極めようとしない大人たちの話

今回はプログラミングの話から少し離れて、思考の話です。 一番ダイジなことっていうのは、その本質を表していることが多いと思っています。 (本人の価値観によって変わるダイジもあるので、あくまでも一般論として) ダイジなことを見つけることはすごく重…

ソフトウェア技術者協会フォーラム(SEA)にて講演させて頂きました 2/2

SEA Forum in September 2016-SEA で講演した際に参加者の皆さんから頂いたフィードバックはこんな感じでした。 我が家の4歳児はlittleBitsより工作の方が興味ある様子。工作の方が創造性が高いのでは? 21世紀型スキルを修得するのにプログラミングは必須で…

ソフトウェア技術者協会フォーラム(SEA)にて講演させて頂きました 1/2

大学院を卒業してからずっと、興味をもってくださった方に飛び込みのような形で探プロのプレゼンをさせて頂いています。 もう何度やらせて頂いたことでしょう・・・ なかなか一言では伝わらない話を、辛抱強く聞いてくださる皆さんには本当に感謝の言葉しか…

プログラミング学習の目的を考える(評価編) 2/2

前回の記事ではプログラミング学習の「目的」に注目し、探究学習における学習目的の考え方を紹介しました。 今回は、プログラミング学習の目的を評価の観点から考えてみます。 先日、興味深い記事を見つけました。 インタビューを受けているMITメディアラボ…

【学習教材】いまあらためて、littleBits!

探プロで使っている学習教材にlittleBitsという電子工作ツールがあります。 最初に出会ったのが1年半くらい前で、そのときは文字通り「電子工作」のための教材でした。 それをプログラミング学習に使えるよう仕立て上げて、いまの探プロがあります。 1年前に…

プログラミング学習の目的を考える(探究学習編) 1/2

先日、10年以上も教育の現場で探究学習を続けているこちらの学校の授業を見学する機会がありました。 TCS 東京コミュニティスクール-探究型学習が教育の特長-全日制オルタナティブスクール(小学校1年生~6年生) TCSはNPO法人が運営するスクールで、こ…

中高生向けのプログラミング学習の在り方(現時点で解なし)

今回は趣向を変えて、中高生向けのプログラミング学習を見てみます。 日本IBMと企業教育研究会の事例。 IBMのクラウドサービスBluemixを使った教育のようです。 アイコという名のアバターとインタラクティブにやりとりしたり 開発環境のNode-REDを使ってIoT…

【学習教材】仮想空間にいる小人を操るKOSKI

子ども向けのプログラミング教材が増えていますが、個人的にはあまり興味がないです。(たいていはアルゴリズム系の教材なのでビジュアルを除けばどれも似たり寄ったり?) それよりも、一見するとプログラミングと関係なさそうなものをうまく活用することで…

おみくじアプリでも創造的思考は養えるだろうか?

2020年に小学校でもプログラミングが必修化される、というニュースは教育業界だけでなく、一般家庭にも少しずつ浸透しているようです。 先日、電車に乗っていたら栄光ゼミナールのこんな広告が目に留まりました。 プって何だろう? と思ったらプログラミング…

バイオ×センサー×プログラミングの可能性

このところワークショップの開催はお休み中なのですが、決してさぼっているのではなく、新しいワークショップを開発するために時間をとっています。 学校のカリキュラムのようにびしっと並べることができれば格好良いのですが、いまは「街をつくろう」と「公…

子どもに読ませたいプログラミングの本とは?

翔泳社からまた、子ども向けのプログラミング本が出るようです。 必ずしも子ども向けというわけでもなく、プログラミングとは? を知りたい大人にもお勧めとのこと。 大学で初めてプログラミングというものを知り、コンピュータ基礎の勉強からC言語を使った…

探プロの本懐

このところ、ありがたいことに 探プロに興味を持ってくださる方が少しずつ増えてきて 話を聞かせて と言われることが増えてきました。 企業ではないので、立派なwebサイトもパンフレットもなく ただただ愚直に説明を繰り返す。 でもその説明は、実は回を重ね…

美味しいプログラミング学習『GLICODE』

数日前に出たこのニュースは、プログラミング学習をテーマに活動している身としてもなかなか衝撃でした。 簡単に説明すると、ビスコやポッキーなどグリコのお菓子を組み合わせてプログラムをつくり、そのプログラムをスマホで撮影して読み取ると、アプリの中…

【レポート】電子工作で未来の街をつくろう!@日本IBM その1

先日の8月2日(火)に、日本IBM様のFamily Daysという社内イベントにて、探プロのワークショップをやらせて頂きました。 IBM社に勤める知人が主催者となり、tanpro-labから私と頼もしい協力者の2名、そして探プロのパートナーであるデジタルハイクさんと一緒…

【レポート】電子工作で未来の街をつくろう!@日本IBM その2

たくさんの面白い作品が出来上がったので、そのうちのいくつかをご紹介します。 まずはこちら。 2列になっているうちの後方列にライトがたくさんついているのが分かるでしょうか? littleBitsにはRBG(レッド、ブルー、グリーン)を調整してライトの色を変え…

学校の現場でプログラミングを教えるということ

昨日、知り合いに繋いで頂いて、公立小学校の校長先生に探プロを紹介させて頂きました。 理工系の大学を卒業したあともずっとIT業界一筋に過ごしている私にとって 教育の現場というのはとても遠い存在で 子どもが小学校に入学したことでかろうじて接点を持て…

子どもがプログラミング学ぶべき本当の理由と、母親の46.5%がプログラミング学習の必修化に賛成する意味

なかなか衝撃的な記事でした。 大学院の修士研究テーマに、子ども向けのプログラミング学習を私が選んでから1年と少しになりますが、それ以来ずっと、プログラミング学習のことが頭にありますし ニュースやSNSなどでも、自然とその手の話題が目に入ります。 …

プログラミング的思考とは何か?もっともシンプルな答え

一昨日あたりに、やたらとFacebookでシェアされていたこの記事を読んで以来、ずっとモヤモヤしていたので書いてみます。 シェアしている人たちの中には、なるほど!とか、やっとわかった! みたいな感想が多かったのですが、残念ながら私にはよく分かりませ…

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!日の出公園バージョン その2

ところで余談ですが、ワークショップの中で一番興味深く、私が好きな時間がこの工作の時間です。 といっても、私自身は創作せず、子どもたちが真剣な表情で試行錯誤しながら手を動かしている様子を観察して、ワークショップを通じてどんな変化やストーリーが…

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!日の出公園バージョン その1

7月3日の日曜日に、再び日の出ファクトリーにて「公園をつくろう!」 のワークショップを実施しました。 今回は、午前中に前編、午後に後編というスタイルで、後編には前回の参加者が合流する形となりました。 人数は多い方が楽しいですからね! 前編は、1年…

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!その4

3つ目のチャレンジは、特別講師を招いたこと。 いつもは私が一人でずっと講師を務めるのですが、今回初めて、その3に書いた知人をもう一人の講師として招いてのワークショップとなりました。 前編の冒頭でゲームをしたあと、公園には様々な種類があることを…

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!その3

本筋へ入る前に、「公園をつくろう!」というテーマが生まれた背景を少し補足しておきます。 今回のワークショップで特別講師をつとめてくれた知人と仕事の話になり 彼女が公園づくりに携わっている、と聞きました。 この頃はいつ何時も、探プロの新しい学習…

教育ICTニュースに掲載されました

デジタルハイク主催、東池袋の「日の出ファクトリー」を会場に実施した 探プロの新しい学習プログラム「littleBitsで公園をつくろう!」の様子がICT教育ニュースに掲載されました。 主催者目線ではないレポートが新鮮です。 ご一読ください。

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!その2

そして、お昼をはさんで午後の部へ。 いよいよ新しい学習プログラム「公園をつくろう!」の前編です。 今回はじめて、午前の入門編と午後の前編を通して参加してくれたお子さんがいました(なんと5名も!)。 その子たちを観察していて、気がついたことが3つ…

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!その1

先週土曜日の6月11日に、いつもの日の出ファクトリーにて、通算4回目、5回目となるワークショップを実施しました。 前回の街を作ろうと同じように、午前にを入門編、午後に前編という形をとり 入門編には4歳から4年生までの16名が、前編には2年生から6年生ま…

【レポート】littleBitsで街をつくろう!世界をプログラミングする「探プロ!」~デジタルハイク vol.2, 3〜

6月5日(日)に、一日かけて探プロのワークショップを実施しました。 前回の反省を生かして、今回のワークショップでチャレンジしたことが5つあります。 1つは、1回あたりの時間を短くすること。 前回は午前・午後と連続で4時間超という長丁場だったので、低…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.05

引き続き、4章です。 ペンギンたちが登場するこの章では、不思議な言葉を話すペンギンとのやりとりを通じて 3つのことを伝えようとしている、という話を前回書きました。 今回は3つめの お互いが理解できる程度まで分解して 間違いなく曖昧でない形で定義…

探究型プログラミング学習を体験するワークショップを開催します

直前の告知になりますが、東池袋にある日の出ファクトリーにて 探究型プログラミング学習を体験するワークショップを開催します。 2日間に分けて、入門編と本編(うち前編のみ)を実施します。 体験してみたい方や、littleBitsで遊んでみたい方は是非、ご検…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.04

そしていよいよ冒険のはじまり。 4章「ぺんぎんたち」。 なかなか込み入った表現になっていますが、この章で伝えたいことは3つです。 1つは コンピュータが理解できる言葉と、私たち人間が理解できる言葉は違う ということ。 だから、コンピュータにやってほ…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.03

今回は、3章「ルビィの計画」です。 アルゴリズムについて書いてあるので、わりと分かりやすい章ですね。 この本では アルゴリズムとは、命令のセットであり、問題をとく手順である と説明されています。 さらに アルゴリズムは問題解決のために作られる と…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.02

続いて2章「なぞのヒント」です。 この章は、書いてある内容そのものが結構謎だなぁ、という印象を受けました。 何を学ばせようとしているのか、ちょっとよく分からなかったので、そもそもどうして、文字列や数、真偽、という概念を知っておく必要があるのか…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.01

とうわけで、『ルビィのぼうけん』の勝手に超訳、を今回からしばらく続けてみます。 ※理由はこちら(前回) ルビィは、とても好奇心旺盛でチャレンジ精神に溢れた女の子 という設定で描かれています。 コンピュータというハードウェア的な物体であったり、世…

『ルビィのぼうけん』を子どもに解説できる大人はどれくらいいるのだろう?

フィンランド出身のプログラマー、Linda Liukasがグラウンド・ファウンディングで集めた資金によって制作した絵本 『ルビィのぼうけん』 が日本語訳されて発売されました。 イラストが可愛らしく、キャラクター設定なども素敵です。 ただし、女の子にとって…

モノゴトを定義することと本質を捉えることは同じ

探プロのコンセプトを考えたり、プログラミング的な思考は社会の中にも存在する といったことを伝えようとするときに もしかしたら、私が当たり前だと思っている思考が実は多くの場合、そうではないのかもしれない と気づくことがありました。 いくつかある…

学びNEXTのふりかえり~探プロのコンセプトとの親和性の観点より~

先日の学びNEXTの総括です。 といっても、1時間くらいしか周れなかった(しかも見なかったブースもある)私が書くよりも 既にいくつか出ている記事をピックアップする方が有益そうなので今回はそうします。 STEM系の文脈で紹介している記事。 littleBitsを紹…

【レポート】AEA主催 littleBitsで電子工作をたのしもう 第2回

今日は久しぶりにワークショップでした。 といっても、珍しくファシリテータではなく、助っ人としての参加です。 普段、自分がファシリテータとして学習プログラムを設計したり仕切ったりしていると 余裕がなくてなかなか見られないところも確認するチャンス…

「学びNEXT」が示す学びとは?NEXTとは?

3日間に渡って開かれた教育ITソリューションも終わり、イベントの記事が少しずつ出てきているようなので それらを楽しみつつ、私が見てきた別会場の学びNEXTのエリアの紹介も、少しずつ進めていこうと思っています。 今回はその前に、この学びNEXTのエリアを…

アクティブ・ラーニングの課題を解決するITソリューションとは?

昨日から始まったこちらへ行ってきました。 教育系のITソリューションを一同に集めたこのイベントは 毎年ビッグサイトで大規模に行われていて 私は去年はじめて参加しました。 去年は反転授業や電子黒板、電子教科書あたりが大々的に出ていましたが 今年はア…

街づくりのもう1つの本質からアルゴリズムを学ぶ

街づくりの本質2つめとして、今回は その中には何らかの「順序」が存在すること を書いてみます。 前回は街を構成している個(要素)について考えたわけですが 個と個はそれぞれ、何らかの関係性をもっていると捉えます。 たとえば、電車と線路と踏み切り、…

世界をプログラミングするとは?

前回は、街づくりのワークショップを通じて伝えたい街の本質について書きました。 再掲すると、「街」の本質とは 個の組み合わせによって大きくて複雑なものができていることとその中には何らかの「順序」が存在すること となります。 個を組み合わせて大き…

工作と学習のハザマで。

前回の続きを書きたいところなのですが、、、 番外編として、最近直面している課題の1つについて少し書いてみます。 「楽しい」に関する探究型プログラミング学習なりの考え方を、先日とりあげました。 その中にも書きましたが、工作自体を楽しむこと、期待…

プログラミング学習を通じて伝えたい街づくりの本質とは何か?

前回に書いたように、探究型プログラミング学習では現実社会における本質をプログラミングによって捉えることを目指しています。 それが具体的にどういうことか?について、先日やった街づくりのワークショップを例にして説明します。 はじめに、「まち」に…

@tanpro-lab