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プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を身につける『探究型プログラミング学習』

社会を通じてプログラミングの考え方を学び実践を繰り返しながら未来を創る力を身につける探究型プログラミング学習(探プロ)

未来を創る力を身につける探プロ

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!その2

そして、お昼をはさんで午後の部へ。 いよいよ新しい学習プログラム「公園をつくろう!」の前編です。 今回はじめて、午前の入門編と午後の前編を通して参加してくれたお子さんがいました(なんと5名も!)。 その子たちを観察していて、気がついたことが3つ…

【レポート】littleBitsで公園をつくろう!その1

先週土曜日の6月11日に、いつもの日の出ファクトリーにて、通算4回目、5回目となるワークショップを実施しました。 前回の街を作ろうと同じように、午前にを入門編、午後に前編という形をとり 入門編には4歳から4年生までの16名が、前編には2年生から6年生ま…

【レポート】littleBitsで街をつくろう!世界をプログラミングする「探プロ!」~デジタルハイク vol.2, 3〜

6月5日(日)に、一日かけて探プロのワークショップを実施しました。 前回の反省を生かして、今回のワークショップでチャレンジしたことが5つあります。 1つは、1回あたりの時間を短くすること。 前回は午前・午後と連続で4時間超という長丁場だったので、低…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.05

引き続き、4章です。 ペンギンたちが登場するこの章では、不思議な言葉を話すペンギンとのやりとりを通じて 3つのことを伝えようとしている、という話を前回書きました。 今回は3つめの お互いが理解できる程度まで分解して 間違いなく曖昧でない形で定義…

探究型プログラミング学習を体験するワークショップを開催します

直前の告知になりますが、東池袋にある日の出ファクトリーにて 探究型プログラミング学習を体験するワークショップを開催します。 2日間に分けて、入門編と本編(うち前編のみ)を実施します。 体験してみたい方や、littleBitsで遊んでみたい方は是非、ご検…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.04

そしていよいよ冒険のはじまり。 4章「ぺんぎんたち」。 なかなか込み入った表現になっていますが、この章で伝えたいことは3つです。 1つは コンピュータが理解できる言葉と、私たち人間が理解できる言葉は違う ということ。 だから、コンピュータにやってほ…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.03

今回は、3章「ルビィの計画」です。 アルゴリズムについて書いてあるので、わりと分かりやすい章ですね。 この本では アルゴリズムとは、命令のセットであり、問題をとく手順である と説明されています。 さらに アルゴリズムは問題解決のために作られる と…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.02

続いて2章「なぞのヒント」です。 この章は、書いてある内容そのものが結構謎だなぁ、という印象を受けました。 何を学ばせようとしているのか、ちょっとよく分からなかったので、そもそもどうして、文字列や数、真偽、という概念を知っておく必要があるのか…

『ルビィのぼうけん』勝手に超訳 Vol.01

とうわけで、『ルビィのぼうけん』の勝手に超訳、を今回からしばらく続けてみます。 ※理由はこちら(前回) ルビィは、とても好奇心旺盛でチャレンジ精神に溢れた女の子 という設定で描かれています。 コンピュータというハードウェア的な物体であったり、世…

『ルビィのぼうけん』を子どもに解説できる大人はどれくらいいるのだろう?

フィンランド出身のプログラマー、Linda Liukasがグラウンド・ファウンディングで集めた資金によって制作した絵本 『ルビィのぼうけん』 が日本語訳されて発売されました。 イラストが可愛らしく、キャラクター設定なども素敵です。 ただし、女の子にとって…

モノゴトを定義することと本質を捉えることは同じ

探プロのコンセプトを考えたり、プログラミング的な思考は社会の中にも存在する といったことを伝えようとするときに もしかしたら、私が当たり前だと思っている思考が実は多くの場合、そうではないのかもしれない と気づくことがありました。 いくつかある…

学びNEXTのふりかえり~探プロのコンセプトとの親和性の観点より~

先日の学びNEXTの総括です。 といっても、1時間くらいしか周れなかった(しかも見なかったブースもある)私が書くよりも 既にいくつか出ている記事をピックアップする方が有益そうなので今回はそうします。 STEM系の文脈で紹介している記事。 littleBitsを紹…

【レポート】AEA主催 littleBitsで電子工作をたのしもう 第2回

今日は久しぶりにワークショップでした。 といっても、珍しくファシリテータではなく、助っ人としての参加です。 普段、自分がファシリテータとして学習プログラムを設計したり仕切ったりしていると 余裕がなくてなかなか見られないところも確認するチャンス…

「学びNEXT」が示す学びとは?NEXTとは?

3日間に渡って開かれた教育ITソリューションも終わり、イベントの記事が少しずつ出てきているようなので それらを楽しみつつ、私が見てきた別会場の学びNEXTのエリアの紹介も、少しずつ進めていこうと思っています。 今回はその前に、この学びNEXTのエリアを…

アクティブ・ラーニングの課題を解決するITソリューションとは?

昨日から始まったこちらへ行ってきました。 教育系のITソリューションを一同に集めたこのイベントは 毎年ビッグサイトで大規模に行われていて 私は去年はじめて参加しました。 去年は反転授業や電子黒板、電子教科書あたりが大々的に出ていましたが 今年はア…

街づくりのもう1つの本質からアルゴリズムを学ぶ

街づくりの本質2つめとして、今回は その中には何らかの「順序」が存在すること を書いてみます。 前回は街を構成している個(要素)について考えたわけですが 個と個はそれぞれ、何らかの関係性をもっていると捉えます。 たとえば、電車と線路と踏み切り、…

世界をプログラミングするとは?

前回は、街づくりのワークショップを通じて伝えたい街の本質について書きました。 再掲すると、「街」の本質とは 個の組み合わせによって大きくて複雑なものができていることとその中には何らかの「順序」が存在すること となります。 個を組み合わせて大き…

工作と学習のハザマで。

前回の続きを書きたいところなのですが、、、 番外編として、最近直面している課題の1つについて少し書いてみます。 「楽しい」に関する探究型プログラミング学習なりの考え方を、先日とりあげました。 その中にも書きましたが、工作自体を楽しむこと、期待…

プログラミング学習を通じて伝えたい街づくりの本質とは何か?

前回に書いたように、探究型プログラミング学習では現実社会における本質をプログラミングによって捉えることを目指しています。 それが具体的にどういうことか?について、先日やった街づくりのワークショップを例にして説明します。 はじめに、「まち」に…

探究型プログラミング学習を通じて体験してほしい「楽しさ」とは何か?

昨日の出来事がきっかけとなって "楽しい" について考えたので少し書いてみます。 自分で主催したものや、お手伝いしているものも含めて、この1年間で何度かのワークショップに携わりましたが、いずれにおいても 子どもたちはとても楽しそう でした。 実際に…

子どもたちの創造性を活かすために必要なのは教材の自由度

探究型プログラミング学習のワークショップでは、littleBitsという電子回路を作る教材を使っています。 littleBitsとの出会いや、どんなところがプログラミング学習に相応しいかについては過去に書きました。 今後、学習プログラムの内容や難易度に合わせて…

小学校での学習内容を削減せずにどうやってプログラミング学習を組み込むか?

5月10日に文部科学大臣からのメッセージとしてこんな報道がありました。 教育の強靭(じん)化に向けて(文部科学大臣メッセージ)について(平成28年5月10日):文部科学省 その報道について、Yahoo!ニュースのタイトルはこんな感じでした。「ゆとりと決別…

子どもたちが体験しているのはプログラミング?それともコーディング?

探究型プログラミング学習のワークショップでは、はじめにプログラムの説明を簡単にしています。 プログラムとは、命令の集まりである。 命令を実行すると、結果が出る。 先日のワークショップでは、アイスブレイクに「大人を命令しよう!」を取り入れて 命…

2020年の小学校で子どもたちが体験するプログラミング学習とは、どのような形なのでしょうか?

子ども向けのプログラミング学習に方向性を定めて、本格的にテーマとして設定したのが今からちょうど一年くらい前のことです。 当時と比べると、子どもにもプログラミングを、という話はだいぶ裾野が広がってきたように感じます。 例えば、4月19日に発表され…

【レポート】littleBitsで街をつくろう!世界をプログラミングする「探プロ!」~デジタルハイク vol.1~ 2/2

ランチタイムのあとは、いよいよ工作開始。 たっぷり時間をとったので、子どもたちは思う存分に工作を楽しんでいました。 子どもたちはとても楽しそうに工作をしていて、保護者もときおり混じったり、保護者テーブルで本気を出したりと、クリエイティビティ…

【レポート】littleBitsで街をつくろう!世界をプログラミングする「探プロ!」~デジタルハイク vol.1~ 1/2

先日の4月30日に、正式に探究型プログラミング学習という名前をつけてから初めてのワークショップを実施しました。 littleBitsを中心としたワークショップを手がけているデジタルハイクの皆さんと一緒に、東池袋にあるクリエイティブ・スペースの日の出ファ…

『Why !? プログラミング』はScrachの使い方を教えてくれるけど、Why?にはこたえてくれないの?

NHK Eテレで5回に渡って放送された『Why !? プログラミング』をまとめ視聴しました。 コミカルで楽しくて、プログラミングって、とっても楽しくて自分にもできそう、という気持ちになれるので、子どもにはとても受けそうです。 演出も、ジェイソンも素晴らし…

【セミナー報告】 ゲーム vs ワークショップ!?:"楽しい学び”を生み出すテクノロジーを探る 2/2

私たちが遊んでいるゲームは、先の必須要素を満たすと共に、楽しく、継続して遊んでもらえるようにデザインされています。 この辺の話も、ゲーム自体に大した思い入れがない(なぜだろう・・)私にとって、ゲームをデザインする際の発想や思考自体が新鮮なも…

【セミナー報告】 ゲーム vs ワークショップ!?:"楽しい学び”を生み出すテクノロジーを探る 1/2

偶然にも、つい2日前に来たばかりの同じ場所で、とても面白い研究会があったので参加してきました。 ゲームとワークショップが対立しているのは何のネタ?と思えば、この研究会を主催している安斎先生と、ゲストである池尻先生の研究テーマのバトルなのでし…

【セミナー報告】アクティブラーニングをより深い学びにつなげる! 〜リフレクションで創る知の世界〜 3/3

いよいよ本題の、リフレクションによる深い学びについて。 リフレクションは単なる振り返りではなく、振り返りを通じて自分が学ぶ、という活動なのだそうです。 これの意味するところは、自分自身に鏡を向けることであると。 アメリカの哲学者John Deweyは、…

【セミナー報告】アクティブラーニングをより深い学びにつなげる! 〜リフレクションで創る知の世界〜 2/3

まず、立命館宇治高校の酒井先生からキャリア教育と数学科での取り組みが紹介されました。 もともと、キャリア教育の授業の中にアクティブ・ラーニングを取り入れていたそうで、次のような問題意識があったそうです。 学校と社会は繋がっていない 生徒は、サ…

【セミナー報告】アクティブラーニングをより深い学びにつなげる! 〜リフレクションで創る知の世界〜 1/3

三連休の最終日に、東京大学の福武ホールで行われたアクティブ・ラーニングのシンポジウムへ行ってきました。 教育現場におけるアクティブ・ラーニングの実態を共有すると共に、今回のシンポジウムを主催しているREFLECTの視点から、アクティブ・ラーニング…

【セミナー報告】金沢工業大学 数理工教育セミナー 2/2

1/2はこちら。 つづいて仙台高等専門学校 の小林仁先生より、「ハイブリッドシンキングによるアクティブ・ラーニングの実践-モノ造型創発教育のアクティブ化-」といったテーマでお話がありました。 この学校では「モノ造型創発教育」をやっていて、学生た…

【セミナー報告】金沢工業大学 数理工教育セミナー 1/2

2016年3月19日(土)に、金沢工業大学の金沢工業大学数理工教育研究センターが主催する数理工教育セミナーがありました。 金沢まで行くことができなかったので、虎ノ門キャンパスでの遠隔視聴です。 アクティブ・ラーニングという用語はだいぶ浸透してきたよ…

【学習教材】Cubetto

日々、子どものプログラミング学習に良さそうな学習教材を探しています。新しいものがどんどん出てくるので、紹介しながらストックしていこうかと。 プログラミングの認知度が上がるにつれて、様々な教材が出てきていますね。 それ単体でも十分に魅力的なも…

21世紀型スキルの観点からみた、プログラミングを学ぶ理由

今回は、『探究型プログラミング学習』の最も根幹の考え方である、プログラミングを学習する目的・理由、について書いてみます。 国内外で進むプログラミング教育に対する認知の広がりをみていると、何のために子どもたちがプログラミングを学ぶのか? とい…

探プロのコンセプトサイトを作成しました

2016年3月13日に、2年間通った大学院の卒業式がありました。 これからはいよいよ、『探究型プログラミング学習』を広く展開していくフェーズに入ります。 Blogでも少しずつ、『探究型プログラミング学習』とは何か? について解説していく予定なのですが、取…

プログラミング学習だからこそ「21世紀型スキル」

前回、「21世紀型スキル」について少し書きました。 修士研究の中で教育分野の動向をいろいろと調べている中、この「21世紀型スキル」という言葉を時折見かけていたのですが、これに着目した理由はTools for workingというICT活用に関するスキルが定義されて…

探プロのロゴをつくりました&「21世紀型スキル」とは?

いま、『探究型プログラミング学習』のコンセプトを説明するためのサイトを鋭意作成中です。 しかも完全手作りで。 なかなか時間がとれず、いっこうに進みませんが... 早く広めるためにも頑張ってつくります。 とりあえず、ロゴを作りました。 これも自作で…

小学校でプログラミングを学習することに、どれほどの意義があるのだろうか?

今年の秋から冬にかけて、大学院の修士研究が大詰めだったこともあり、Blogの更新ができていませんでしたが 『探究型プログラミング学習』の方は着々とブラッシュアップが進んでいます。 これから少しずつ、コンセプトを伝えるのと同時に、新しいワークショ…

Makeに必要なのは集中力と忍耐力

このBlogの副題には「21世紀型スキル」という言葉を使っていますが、そもそも何か? ということについてまだ触れることができていません。 詳細はまた別の機会に書くとして、ここではざっくりと「未来を創るスキル」と表現します。 2013年に政府が出した『日…

親子コミュニケーションツールとしての探究学習のススメ 3/3

3. 探究学習は指導者と子どもとの関係において行われる(?)(親は見学 or 塾に預ける) 今回の体験では、下の子(3歳児)も連れていったので後ろからこっそり見学するだけのつもりだったのですが、予想に反して、親も一緒に参加する形の授業でした。 そし…

親子コミュニケーションツールとしての探究学習のススメ 2/3

今回、親子で体験した授業のテーマは「失われた古代遺跡を探せ!!」というものです。 授業を体験するまで、私自身は歴史にたいして興味も知識もなく、古代遺跡にロマンを感じることもありませんでした。 「トロイの木馬」と聞いても、面倒なウイルス、とい…

親子コミュニケーションツールとしての探究学習のススメ 1/3

私がいま大学院で研究しているのはICTを活用した次世代の学習スタイルで「探究型プログラミング学習」と名付けています。 このうちの「探究型」とは「探究学習」に基づくということです。 自分の解決したい問題にしろ、生み出したい新しい価値にしろ、何かし…

電子工作キットのlittleBitsでプログラミング!?

先日ある人が、女性は論理的思考力が高くないからプログラミングやロボットのような操作には不向きではないか?という仮説を話していてびっくりしました。 専門家ではないので学術的な反論はできないのですが、少なくとも、感覚的にいうと、性別というより個…

プログラミングで論理的思考力を身につけられる本当の理由

子どもにプログラミングをやらせると良い理由、の中に必ず入るのが、論理的思考力が身につけられる、というものです。 一方で、IT業界でエンジニアを志す場合には論理的思考力が必須とも言われます。 鶏と卵ではないですが、プログラミングをするから論理的…

プログラミングを学習すると問題解決力が身につくって本当??

我が家の8歳になる息子が暇そうだったので、週末にiPadを使ってScratchJrを触らせてみました。 画面UIは、以前にQremoの体験講座でレゴのWeDoを触ったときのものに似ています。 アイコンを組み合わせてプログラミングするイメージですね。 さすがに、すぐ使…

プログラミング学習に遊びとチーム学習を取り入れることについて

学習の中に遊びを取り入れることについて少しずつ考えています。自分自身が、ただ楽しむだけの娯楽に時間やお金を使うのが苦手なのでそこに何らかの意味を求める傾向があります。楽しければいい!それがきっかけになって自分からのめり込むようになる、とい…

プログラミング学習を体験する学びの場づくりに必要なことは何か? その2

私が考えているプログラミング学習のコンセプトの中には、チーム学習の要素が入っています。 プログラミングというと、個人で黙々とパソコンに向かうイメージがあるので、チーム学習という発想は生まれにくいかもしれません。 でも実際には、作りたい対象が…

プログラミング学習を体験する学びの場づくりに必要なことは何か? その1

このところ、学びとコミュニティ、そして家庭教育の在り方について考えています。 私の関心事は主にプログラミング学習ですが、この次世代の学習において最も難解な問題は「誰が教えるのか?」ということです。 学校や学習塾、プログラミングスクール、地域…

@noriko.ogasawara