探究型プログラミング学習(探プロ)

プログラミングの考え方を学んで、未来を創る力を手に入れる

プログラミングの考え方を学んで未来を創る力を手に入れる

【ワークショップレポート】2017.09.30 R2ユニットを組み立てよう!

今年の夏、littleBitsのシリーズに新しくDROID INOVENTOR KITが登場しました。 

www.littlebits-jp.com

その情報を聞いてすぐ、これは探プロを応援してくれる皆さんにも体験してもらいたい!

というより、むしろ私が体験したい!(笑)

ということで、KORGさんにお願いしてワークショップを実施して頂くことになりました。

peatix.com

小学生の親子、と募集したところ、5歳から12歳と幅広い年齢層の男の子、女の子が集まってくれました。

とっても人気で告知からすぐに満席になったこのイベント、さすがSTARWARSですねぇ。

 

秋晴れの中スタートです。

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今回のワークショップはtanpro-lab主催ではあるのですが、ファシリテーションKORGの方にお願いして私はお手伝いでした。

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KORGさんはlittleBitsの国内総代理店です。

音楽をやっている方ならよくご存知の会社だと思います。

www.korg.com

今回は自分専用のR2ユニットを1台借りて、自分の力で組み立て、専用アプリを使って自由に動かす体験をしました。

それだけでもやり甲斐があるのですが、今後はAppleが提供しているプログラミング環境のSwiftを使ったプログラミング体験も考えているそうです。

 

子どもがプログラミングするならどの言語からスタートすべき?

というのはよくある議論ですが、個人的にはSwiftが気になっています。

タブレットで簡単に使えるところも良いですしね。

 

 

さて、集まった子どもたちにさっそく質問です。

STARWARSを観たことがある人??

半分くらいでしょうか。

 

実は私も観たことがなくて....さすがに主催者なのにマズイと思って先日ようやく観ました(苦笑)

 

次に、littleBitsを使ったことのある人?

と聞いたら2/3くらいが未経験者でした。

それでもすぐに使い方を覚えて楽しめるところがlittleBitsの良いところですね。

 

KITの入った大きな箱を前に落ち着かない子どもたち。

さっそく開封です!

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このKITではロボットのことをDROID™と呼びます。

一体どうやってDROID™を組み立てるの??

と思っていたら、専用のアプリを見ながら自力で組み立てるとのこと。

アプリは無料で手に入ります。

littleBits Star Wars™: Droid Inventor

iOS 入手先はこちら 

Android 入手先はこちら

 

とってもよくできたアプリで、動画の指示通りにすすめていくと本当に出来上がってしまいます。

低年齢のお子さんたちは少し苦戦していましたが、保護者の方のサポートで少しずつ形になっていきました。

 

そうそう、今回のワークショップには5人ものTAがスタンバイしていました。

littleBitsを使うことも初めて、という方もいましたが、気づけば皆、子どもたちのフォローに勤しんでいて頼もしかったです。

休日の朝はやくから手伝ってくれる方々がいて、本当に恵まれているなぁと思います。

ご協力頂いたTAの皆さまありがとうございました!

 

出来上がりはこんな感じです。

クリアな筐体にそれぞれ好きなようにシールを貼ってデザインしていきます。

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アプリにはたくさんのミッションが入っていて、1つずつステップアップできるようになっています。

本当によく出来ているなぁ、、、と感心。

 

会場の後方にはDROID™を自由に走らせることのできるコースを用意していたのですが、気づけば一台、二台、どんどん集まってたくさんのDROID™が賑やかに動き回っていました(^^

リモコン操作もあっという間に覚えてしまうところがさすが現代っ子ですねぇ。

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今回のワークショップはグループワーク形式ではなく個人でミッションをクリアしていく形をとっていました。

なので、親子で工作を楽しんでもらったのですが、やっぱり周りは気になる!

子どもたちはお互いに興味津々で、ほどよく一体感も出ていたように感じます。

ぶつからないように操作したり、中にはフォースを使って自動で避ける子も。

 

それにしても、DROID™がピーピーと喋りながらわらわらとたくさん集まって動く様子は本当にかわいくて癒やされました(^^

 

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、多くの子は最後のミッションに辿り着く前に時間切れとなってしまいました...

是非また次回にチャレンジしてもらいたいです!!

 

最後には自分のつくったDROID™と一緒にみんなで記念撮影~

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今回参加できなかったお子さんたちもたくさんいるので、また次回も企画したいと思います!

 

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!!

 

そして、ご協力頂いたKORG社の皆さまにもお礼を申し上げます。

 

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探プロでは不定期にプログラミング学習のワークショップを実施しています。

イベントの情報はFacebook上のコミュニティグループ(tanpro-community)と、Peatixを使って配信しています。

是非ご登録ください。

【ワークショップレポート】2017.08.21 ピタゴラ装置を作ろう! 1/3

またまた更新が滞ってしまいました...

 

今年の夏は本当に怒涛の日々を過ごしていて、本業の合間とはいえ週1回以上のペースで探プロのワークショップを開催するというのはなかなか大変でした。。。

 

実はこの1ヶ月ほど、探プロのワークショップをお休みして他のことをやっていたのですが、活動休止に入る前の最後のイベント報告ができていませんでした。

もう1ヶ月も前の話になりますが...ご容赦くださいm(__)m

 

8月21日に、学生団体のmanmaさんと一緒にピタゴラ装置をつくろう!というイベントを実施しました。

manmaさんは、共働き家庭を大学生が訪問する家庭内留学を通じて、将来の子育てイメージを描きながらライフキャリアを考える活動を手がけています。

メンバーの皆さんが現役の大学生というところがすごいです。

 

縁あって知り合ったmanmaさんと一緒に、夏休み中は学童保育で過ごすことの多い共働き家庭の子どもたちにお出かけ&プログラミング体験のできるイベントを企画しました。

 

実は、今回の企画で探プロ初の試みがありました。

それはフィールドワークとプログラミングを結びつけることです。

 

都電荒川線の沿線を旅しながら、街の中で目にしたいろんなものを使ってピタゴラ装置を作る、といった流れです。

ピタゴラ装置とプログラミング学習の関係については、過去に実施したこちらの事例をご覧ください。


単なる遠足でもなく、プログラミング学習でもなく。

街にあるものの仕組みをlittleBitsを使って表現すること、仲間と一緒に1つの大きな作品を作ること。

なかなかやり甲斐のある企画となりました。

 

当日はよく晴れて暑い日となりましたが、大学生のお姉さんたちと小学生たちは元気いっぱい!

平日でしたが、フィールドワークに付き合いたかったので私も仕事を休んで(?)スタートからお付き合いしました。

 

さて、荒川線に乗ってスタートした街めぐりはどうやってピタゴラ装置に行きつくのでしょう??

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荒川線に乗って皆がはしゃいでいる中、特等席を見つけた男の子。

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鉄道好きでなくとも、このポジションはテンション上がります。

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最初の目的地は雑司が谷鬼子母神堂でした。

www.kishimojin.jp

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ここには江戸時代から続く日本最古の駄菓子屋さんがあり、ここで駄菓子を買う楽しみを子どもたちに体験してもらう....

はずがまさかの開店前!!

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がっかり....

まさか閉店??と心配しましたが、この30分後には開店していたようなので本当に残念でした。。。

 

そして、気を取り直して次の目的地へ。

つづく。

dig-learning.hatenablog.com

【ワークショップレポート】2017.08.21 ピタゴラ装置を作ろう! 2/3

次の目的地は荒川車庫。

iko-yo.net

隣にあった都電おもいで広場は平日のため閉鎖されていて入れず...残念(T_T)

電車の中にはジオラマがあったのですねぇ。

www.kotsu.metro.tokyo.jp

ところで見て下さいこの線路!

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後ろに見えるのが車庫で、電車が縦列駐車(?)されています。

これどんなアルゴリズムで出入りしているんだろう????

と興味津々で私はしばらく釘付けでした。

お姉さんたちも子どもたちも全く気にしていない様子だったけど(笑)

 

どの筐体をいつ、どこに格納するか?

次に使う時間や行き先などを鑑みてアルゴリズムで決めているはずなんですよね。

それとも、単なるLIFO(後入れ先出し)??

 

その後は飛鳥山公園へ。

iko-yo.net

ここで子どもたちは水を得た魚のように遊び狂います(笑)

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この回転するジャングルジム、めっきり見なくなりましたよねぇ。

危険度が高いため撤去されているとか。

私が知っている限り、身近にはここと池袋にある公園の2箇所にしかありません。

最初は面白がっていた子どもたちも、何度も回っているうちに次第に人が減っていきました(笑)

 

そして再び荒川線に乗り、巣鴨商店街を巡っていよいよピタゴラ装置作りの会場へ入ります。

つづく。

dig-learning.hatenablog.com

@tanpro-lab